伝統体験教室「陶芸体験」

■開催日時

平成29年6月3日(土)・6月4日(日)午後1時~午後4時

■開催場所

6月3日:熊野古道センター 体験学習室
6月4日:陶の会中村山陶房

■内容

三重県における陶芸は、安土桃山~江戸時代にかけ創業した伊賀の伊賀焼や四日市の萬古焼をはじめ、近代には明治時代に萬古焼の流れを汲んだ津市の阿漕焼、そして昭和34年に御浜町の地場産業として創業した御浜焼があげられ、近畿地方最大の「陶芸の里」として様々な工房が存在します。しかしながら、尾鷲地方は、旧海山町(紀北町)に「小山焼」の形跡を残すのみで、古くより陶芸が盛んな地域とは異なり、陶芸に触れる機会が少ない地域です。
 今回の伝統体験教室では、日本の伝統文化である陶芸に興味をもって頂くきっかけづくりとして、尾鷲市の陶芸サークル「おわせ陶の会」より講師を招き、陶芸教室を開催します。なお、完成まで時間がかかる体験となるために、工程を3回に分けて開催します。

【体験スケジュール】
粘土約1㎏を使用して、自由に作品を作っていただきます。
大きな作品を作りたい方は、追加料金にて対応可能です。

<第1回目>※場所:熊野古道センター 体験学習室
①前業:空気を抜き、粘土の質を上げる工程。
②成形:ロクロ・たたら・手びねりで作品の形を作る工程。
③乾燥(※一夜):水を抜く工程

<第2回目>※場所:熊野古道センター 体験学習室
①成形しあげ:高台を削って作る工程。
②乾燥(※約1週間):水分を抜く工程。
③素焼き:粘土の組織を硬化させる工程。

※塗り・下絵(釉薬掛け)作業及び本焼き工程は、おわせ陶の会工房にて 自由参加で行います。
  参加されない方は、色付けに関して、一任する形になります。(第2日終了時に日程の連絡します)
※各作品は後日、熊野古道センターで手渡します。
※持ち物:エプロン・古いタオル数枚

【参加費】2000円(材料費含む)
【募集人数】15名
※要事前申込・応募者多数の場合は抽選(※高校生以上対象)
※定員が10名に満たない場合は、実施を中止する場合があります。その場合は 5月27日に連絡いたします。
【講 師】おわせ陶の会会員 神保 三千穂氏、小川 公子氏、塚原 正巳氏
【受付期間】4月27日(木)~5月27日(土)午後5時まで